タイで大人気のイチゴの持ち込みは大丈夫?意外と簡単にできる手続きについて

タイで大人気のイチゴの持ち込みは大丈夫?意外と簡単にできる手続きについて

2018年の2月初旬に、千葉県の森田県知事が直々にタイで千葉県産イチゴのトップセールスを行っていたことが話題になっていましたね。バンコクやチェンマイなどの主要都市を歴訪してイチゴをはじめとした千葉県の名産をPRして回ったそうです。

実は、タイは、イチゴにとって気候が暑すぎて日本で食べれるような甘ーくは育たないそうです。高い気温のせいでタイで栽培されたイチゴは甘酸っぱくなってしまうそうです。

タイでは、日本の冬場にビニールハウスで育ったイチゴはとっても甘く香が良いと評判になっていて、タイ国の王族の方々もイチゴ目当てに来訪しているそうです。

そんなタイで大人気のイチゴを、実際持っていったら喜ばれること間違いないですね。でも生もの持ち込むときに検疫に引っかかるのではと思っていませんか?今回は、タイで大人気の生のイチゴを持ち込むことってそんなに難しいのか?という点で紹介していきたいと思います。

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タイへのイチゴの持ち込みは難関なのか?

日本国外に出せる?

まず、イチゴなどの農作物の国外持ち出しの規制は日本ではどこの官庁が管轄しているのでしょうか?それは、日本の農作物をつかさどる農林水産省です。ここのHPに行くと規制対象作物が一目でわかります。ありました、タイへの持ち込み規制作物リスト。

http://www.maff.go.jp/pps/j/search/ekuni/as/thailand/keitai.html

この農林水産省HPをみるとこう書いてありました。

「日本での輸出検査が必要です。ただし、遺伝子組み換え植物のものは輸出できません。」

つまり、輸出検査をして、遺伝子組み換えでなければイチゴの国外持ち出しはできるんですね。遺伝子組み換えかどうかは正直よくわかりませんが、今の日本で売られている食品にはだいたいと言っていいほど遺伝子組み換えかどうかは明記していますね。わからなければ購入先のスーパーか八百屋さんで確認を取ればよいですね。

問題は輸出検査ですが、実際どんな事をしないといけないのでしょうか?

この輸出検査もそれほど難しいものではありません。検査は出発前の空港でできます。手順はというと。登場手続きの前に

  • 空港内の輸出植物検疫カウンターへ行きます
  • 輸出植物検疫カウンターで輸出検査申請書を記入します
  • 輸出検疫の検査を受けます
  • 検査後、その場で植物検疫証明書が発行されます

以上のステップです。

この後は、通常の搭乗手続き、出国手続きといつもの流れと同じとなります。これで日本川側で行うべきイチゴの持ち込み手続きは完了ということになります。

輸出植物検疫カウンターは羽田や成田はもちろん、日本の主要旅客ターミナルには併設されているようです。詳細は農林水産省のHPをご確認下さい。

http://www.maff.go.jp/pps/j/search/ex_counter.html

タイ入国はOK?

日本からの持ち出し手続きはなんとなく突破できそうな感じはしてきましたね。あとはタイへの入国の際、イチゴの持ち込みができるかという点ですね。このタイへ持ち込みができるかどうかも日本の農林水産省のHPで確認ができます。

http://www.maff.go.jp/pps/j/search/ekuni/as/thailand/index.html

この農林水産省のHPにも書いてある通りイチゴは項目IIにある通り、

「植物検疫証明書の添付を要求しているもの」

との記載があります。つまり、植物検疫証明書が添付されているものであれば持ち込みOKということですね。

この証明書は、日本出国の際にすでに入手しているものですよね。つまり日本出国の際のハードルをクリアさえすれば、あとはタイへのイチゴ持ち込みもOKということになります。

ただ、注意も必要で、農林水産省HPには以下のような注意事項がありました。

掲載している情報等は、可能な限り最新の情報に基づくように留意しておりますが、変更されている場合があります。なお、植物検疫の他に、種苗法による輸出制限、ワシントン条約やそれぞれの国の他の法令等により輸出入が制限される場合がありますので、ご留意ください。

法令は変わるので都度確認してくださいということでした。実際に、イチゴなどの作物をタイに持ち込む場合は、常に農林水産省HPなどで最新情報を確認するように心がけたいですね。

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多少の煩わしさはありますが、持ち込む価値はある

日本からイチゴを持ち出すときの手続き、タイへイチゴを持ち込みするときの手続きを一通り確認してきましたが、通常の出国手続きに加えて、輸出検疫カウンターに出向き必要書類を記入し、検査を受けることで証明書の発行ができるようですね。

思っていたよりも、シンプルな手順で手続きはできそうですが、忙しいあなたは、多少の煩わしさを覚えるのではないでしょうか?

でも考えてみてください。タイでは日本のイチゴは、高品質で味も良いということで、相当な競争力、商品力、ブランド力をもっています。貴重なイチゴを日本から持ってきたということで、タイでも一目置かれる存在になるのではないでしょうか?新しい事業などを始める人は、ビジネスのきっかけづくりに、人脈作りに一役買ってくれるのではないでしょうか。

まとめとして

タイへイチゴを持ち込む際の手続きを一通り見てきました。

  • 日本出国時に検疫カウンターで手続きをする
  • その場で証明書を発行してもらう
  • 証明書をタイ入国時に添付する

このように空港で日本出国時の申請をするだけでイチゴに関してはタイ持ち込みも可能になるようです。

日本のイチゴファンの多いタイの事ですから、これから何か新しいビジネスなり、事業なり、人脈づくりなりを始める人にとっては、日本からの貴重な手土産としてイチゴが重宝されるのではないでしょうか?

ただし、生ものなので新鮮さが命です。どのように新鮮さを保つのかは今後の課題ですかね。

それではまた。

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