効率的な市内巡りは必見 バンコク市内の交通事情 ~BTS、MRT、ARL~
- 2017.11.09
- 交通

世界有数の観光都市だけあり、市内だけでも見どころは沢山あります。
昼も夜も楽しめる要素はいくらでもあるのがバンコクの魅力だと思います。
そんなバンコクの旅をより充実させるためにも、なるべく渋滞にはまらずに効率よく移動したいと思われる方は多いのではないでしょうか?
なるべく時間を短縮し、効率的に移動できる方法もあるんです。まずは基本となる旅行者必見の3大交通機関を把握しておきましょう。
私は、バンコクではやりたい事が沢山あるため、常にどうすれば効率的に移動できるかは考えております。
マッサージ、美味しいもの屋めぐり、買い物などなどせっかく来たのだからどれも満喫して帰りたいですよね。
今回は、
1.BTS(スカイトレイン)
2.MRT(地下鉄)
3.ARL(エアポートレイルリンク)
などの大量輸送手段をメインにご紹介したいと思います。この3つをとりあえず抑えておけば、バンコク市内の主要箇所には行けます。
1.BTS(スカイトレイン)
今ではバンコク交通手段の最もポピュラーな乗り物ではないでしょうか?
サイアム、ナナ、アソーク、エカマイなどスクンビットの主要な町はほぼカバーされていて、サラディーン、ラチャダムリなどのビジネスエリアも走っています。
ただし、朝や夕方の通勤時間帯は東京都心部の通勤電車並みに混雑します。
日本のスイカやパスモのようなプリペイドのカードがあります。
通称ラビットカード。駅の改札で購入できます。
カード発行費が50バーツ。デポジットが50バーツ。
例えば200バーツでラビットカードを購入すると、残りの150バーツがそのままBTS運賃として利用できます。
仕組みは日本と同じで乗降駅の改札でタッチするだけ。
切符売り場が並ぶことがしばしばあるため、頻繁にBTSを利用する方は、このラビットカードを購入すると便利です。
また、切符販売機は小銭しか使用できません。窓口で両替してもらう必要がありますが窓口で両替のために並んで、切符販売機で切符購入のため並ぶことにもなりますので数日バンコクに滞在する方は、このラビットカードの購入を断然おすすめします。
2016年には日本製の車両が走るパープルラインが開通しましたね。
BTSは今後イエローラインやオレンジラインなど続々と延伸が計画されております。
BTSの詳細は、BTS主要駅の各エリア紹介とともに以下の記事で紹介しておりますのでこちらもご参照下さい。
2.MRT(地下鉄)
BTSよりラインは限られておりますが、BTSではカバーしきれていないエリアをMRTはカバーしていますので、基本的に先ほどご紹介したBTSとMRTを使いこなす事でバンコク市内の移動はぐっと効率的になります。
MRTは、特にバンコクから郊外へ鉄道旅行する場合の拠点となるフアランポーン駅にも止まります。
BTSに乗り換えられるMRTの駅
MRTの駅名 | BTSの駅名 |
スクンビット駅 | アソーク駅 |
シーロム駅 | サラディーン駅 |
チャトチャックパーク駅 | モーチット駅 |
また、5分程度歩きますが、MRTマッカサン駅からは、ARLのマッカサン駅に行くにも便利です。
これらを使ってMRTとBTSを使いこなせればバンコク市内での移動がぐっと快適になるはずです。
MRTの営業時間
MRT運行時間は朝6時~深夜12時までとなっております。
朝と夕方の通勤時間帯はほぼ5分間隔でMRTが走っています。
それ以外は10分程度の間隔になります。
MRTの運賃やチケットの買い方
初乗り料金は16バーツで、駅ごとに2、3B加算されていきます。
BTSと同様MRT駅構内に切符販売機があるのでそこで乗車券を購入します。
BTSの切符販売と違って紙幣も利用可能なところは良いですね。
大きく3種類のチケットがあります。
- トークン:切符と同じでコイン型の一回使い切り乗車チケット
- プリペイドカード:300バーツを窓口もしくは販売機で支払って購入するプリペイドカードで50バーツがデポジット。その後100バーツ刻みでバリューアドできます。この辺はBTSのラビットカードと同じですね。
- 乗り放題パス:種類によって1日、3日、1か月の乗り放題パスポートです。
BTSと比べると切符販売機はそれほど並んでいない印象なので、MRTはトークン(切符)でも良い気がします。
MRTもBTS同様拡張される予定もありますね。地下鉄先進国の日本の技術を使って作られているそうです。
3.ARL(エアポートレイルリンク)
旅行者には欠かせない存在であるこのARL。渋滞知らずでバンコク市内までは20分以内で行ける非常にありがたい乗り物ですね。
時間帯によってはものすごく混雑する場合もあるので、時間には多少余裕をもって利用してくださいね。
ARLの営業時間
スワンナプーム空港出発のARLは朝の6時~深夜12時まで営業。
バンコク市内のマッカサン駅、パヤタイ駅等の主要駅発は、こちらも同じ朝6時~深夜12時までの営業となっています。
ARLの種類
基本的にARLはエクスプレスとシティライン(各駅停車)の2種類あります。
エクスプレスはスワンナプーム空港駅⇔マッカサン駅間をノンストップで運行しています。
ARLの料金
スワンナプーム空港駅~バンコク市内の終点パヤタイまではシティラインで45バーツ。
エクスプレスですと90バーツかかります。例えば空港からタクシーでバンコク市内に来た場合は、300-400バーツほどかかりスムーズにいって40分ほどかかります。
ARLは時間も費用も節約できる便利な交通機関ですね。
ちなみに、私がARLを使ってプロンポンのホテルへ行くときは以下のように移動をします。
- スワンナプーム空港駅 ⇒ マッカサン駅(ARL利用)
- マッカサン駅 ⇒ ペチャブリー駅 (徒歩移動)300メートルほどの距離ありますが雨よけのある通路でつながっているので心配ありません。
- ペチャブリー駅 ⇒ スクンビット駅 (MRT利用)
- スクンビット駅 ⇒ アソーク駅 (徒歩移動)こちらも駅どうしがつながっているため雨の心配はいりません。
- アソーク駅 ⇒ プロンポン (BTS利用)
多少徒歩の時間が多くなりますが、費用節約、渋滞にはまることなく目的地のホテルにたどりつけます。
この3つの路線を押させるだけでバンコク市内の移動はかなり効率的になるのではないでしょうか。
BTSの各駅のエリア紹介もご参照頂きながら是非皆さんのバンコク旅行を満喫頂ければと思います。
それではまた。
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